沖縄の春の風物詩といえば「シーミー(清明祭)」ですよね。
沖縄に移住してきて数年。実は私たち家族、これまで一度もシーミーをしたことがありませんでした。
本土ではお彼岸やお盆にお墓参りをすることはあっても、親族一同が集まってお墓の前でピクニックのように食事をするという文化は一般的ではありません。そんな私たちの感覚は、沖縄ではちょっと「異端」だったようです。
先日、子どもが学校でお友達に「うちシーミーしたことないんだ〜」と何気なく話したところ、お友達から「えっ、信じられん!」と驚かれたそう。
その反応を見て、改めて沖縄におけるシーミーという行事の重要さと、私たちがまだ深くこの文化に馴染めていないことを痛感しました。
そもそもシーミーとは、中国の「清明節」を由来とする行事で、旧暦の3月(新暦の4月頃)に行われる先祖供養の儀式です。
この時期になるとスーパーに行けば、シーミーコーナーが大きく展開されています。並んでいるのは、まるでピクニック用のような豪華なオードブルに、色とりどりのお重。初めて見たときは「これからお花見に行くのかな?」と勘違いしたほどです。
ホームセンターに目を向ければ、お墓周りの整備のために草刈り機の貸し出しや販売が強化されていたり、掃除道具がずらりと並んでいたり。地域全体が「シーミー準備」一色になる光景には、ただただびっくり。





そして迎えた週末。晴れた日の午前中、車を走らせていると、大きな輪を描いた立派なお墓の周りに、大勢の親族が集まっている様子をよく見かけます。
シートを広げ、みんなでお弁当を食べながら談笑する姿。それは単なるお墓参りというよりも、ご先祖様を交えた家族のピクニックであり、再会の場なのだと感じます。
「内地出身だから」「やり方がわからないから」と、どこか遠巻きに見ていたシーミー。
でも、地域の人たちがこれほどまでに大切にしている行事だからこそいつも興味深々、沖縄の春の一日でした。
今年こそは、少しだけ「シーミー」の空気に触れてみようかな。そんなことを考えるのも、移住生活の新しい楽しみかもしれません。
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